痔?

 痔で多いのは、痔核、裂肛、痔ろうの3つになります。
  
1.痔核(いぼ痔)
 肛門部の血管がふくれてきて、外へ出てきたり、出血したりします。
2.裂肛(きれ痔、さけ痔)
 肛門の皮膚が切れて痛んだり、出血する病気です。
3.痔ろう(あな痔)
 肛門のまわりに膿がたまり、皮膚の方へ破れてくる病気です。
        
Q1.「どんな人が痔になりやすい?」
A・・・病気によって多少違いますが、便秘・下痢を繰り返す人、お酒を多く飲む人、刺激物を多くとる人、食事が偏って規則正しくとれない人、女性では妊娠中、お産のとき等に悪くなりやすい傾向があります。
 
Q2.「痔かな?と思ったらどうしたら良いでしょう?」
A・・・専門医の診察をお受けになる事をお勧めします。話だけ聞いてとか、肛門をちょっと見て薬を出す様な先生は、専門医ではありません。自分だけの判断で市販薬を購入したり、専門医以外の先生に診てもらったりしている方もいますが、痔の種類によっては、的はずれな治療であることもよくあります。
 
Q.3「どんな治療をするのですか?」
A・・・病院に行ったらすぐに手術されると思っている方が多いと思いますが、手術を積極的にお勧めするのは放っておくと複雑化していく痔ろうの場合で、痔核や裂肛は坐薬や排便をととのえる薬等で手術しないで治療する事の方がはるかに多く、手術は薬等で効果がない方や病状が悪化している方のみお勧めしています。又、最近では内痔核の新しい治療法として「ジオン」が登場してきました。
 
Q4.「痔にも痛い人と、痛くない人があるのはどうして?」
A・・・肛門の縁から2〜3cm内側に歯状線という部分があり、これより上側に(内側に)は痛みを感じる神経がありません。一方この線より下側(外側)には痛みを感じる神経があります。ですから、この線より内側に出来る内痔核は痛くはありませんが、外側に出来る外痔核や裂肛は痛い訳です。